あなたが掃除や整理整頓を行うのは、どのようなタイミングでしょうか。
掃除や整理整頓のタイミングといえば「定期的」が一般的ではないでしょうか。
きちんとしているあなたなら、定期的に掃除や整理整頓を行っているに違いありません。
決まった曜日や時間などルールを作って、定期的に行っていることでしょう。
もちろん定期的なタイミングで行うのはいいのですが、満足するにはまだ早い。
「定期的のどこがいけないの?」と思うかもしれませんが、もうひとつ意識しておきたいタイミングがあります。
それは「気づいたタイミング」です。
たとえば、部屋にごみが落ちていたとします。
「掃除・整理整頓は週末に行う」というルールにしていると、次の週末まで放置することになります。
ごみがごみ箱にたまるのは仕方ありませんが、床に散乱したごみや小物を放置というのも考えものです。
付着した汚れは、時間が経つにつれて取れにくくなることもあります。
掃除のタイミングを定期的のみにしていると、掃除をしない期間が生まれ、少しずつ部屋の状態が悪くなっていくのです。
そこで重要になるのが「気づいたタイミング」です。
日常生活を送っていると、ごみや汚れに気づくタイミングがあるでしょう。
ちょっとしたことなら、気づいたタイミングで掃除をします。
床にごみが落ちていれば、その場で拾ってごみ箱に入れます。
便器に小さな汚れが見つかったら、トイレットペーパーでさっと拭き取って流します。
本棚を見たとき、上下逆さまの本が1冊見つかれば、さっと整えます。
大きな掃除や整理整頓にはまとまった時間が必要ですが、ちょっとした掃除や整理整頓なら一瞬で終わるでしょう。
掃除や整理整頓は、定期的なタイミングと気づいたタイミングの両方で行えば、日頃から整った状態を保てます。