執筆者:水口貴博

心の安定を保つ30の方法

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大きな我慢には気づいても、小さな我慢に気づく人は少ない。小さな我慢も、積み重なると大きくなる。

大きな我慢には気づいても、小さな我慢に気づく人は少ない。小さな我慢も、積み重なると大きくなる。 | 心の安定を保つ30の方法

我慢は体に毒です。

人の度量には限界があります。

我慢しなければならないことは長続きしません。

我慢ばかりしていると、心身に悪影響を及ぼします。

いつか心が折れてしまい「もう嫌だ!」「もうやめる!」となります。

もちろん必要な我慢であれば耐えなければいけませんが、不必要な我慢であれば回避することが大切です。

このとき「大きな我慢」には注意が向くのですが「小さな我慢」は見過ごされがちです。

大きな我慢は苦痛やストレスが強いためすぐ自覚できます。

「何とかしなければいけない!」となり、問題解決に向けたアクションも早いですが、小さな我慢は見過ごされやすい。

特に毎日繰り返されることは当たり前の感覚になっていて、自覚しにくいことがあります。

ちょっとした我慢であっても、毎日繰り返されると、感覚が麻痺まひして無自覚になります。

大きな我慢だけでなく、小さな我慢にも目を向けてみてください。

自分でも気づかないほど小さな我慢はないでしょうか。

気が進まない飲み会、ちょっと苦手な人との接触、形式化された無意味なルーティンワークなどな。

「ちょっと苦しい」「できれば避けたい」と思うことはないでしょうか。

耳障りな環境音、食べにくい料理、歩きにくい道なども、わずかながら我慢の1つになっていることがあるでしょう。

小さな心の悲鳴に気づいてください。

心当たりがあれば改善の余地ありです。

小さな我慢とはいえ、我慢であることに変わりありません。

どんなに小さな我慢であろうと、ちびちび積み重なると大きくなります。

我慢をするにつれてストレスがたまっていき、心身に悪影響を与えます。

対処をしなければ、最終的に「壊れる」もしくは「爆発する」のどちらかです。

いつか限界を迎えて、大変なことになるでしょう。

小さな我慢に気づいたら、さっそく改善に取りかかってください。

ゼロにできなくても、減らすことならできるはずです。

我慢がなければないほど、快適な人生になるのです。

心の安定を保つ方法(19)
  • 大きな我慢だけでなく、小さな我慢にも注意を向ける。
  • 小さな我慢も、できるだけなくすよう改善する。
休まないことを自慢してはいけない。
皆勤賞は結果であって、目的にしてはいけない。

心の安定を保つ30の方法

  1. 心の安定を保つためには「嫌なものは見ない努力」が大切。
  2. 精神的な時間を作って、心の健康を保とう。
    精神的な時間を大切にすると、仕事も質も向上する。
  3. ワイヤーガラスのような心を持とう。
    ひびは入っても、割れにくい。
  4. わかってもらえなくていらいらするのは「わかってもらえて当然」と思っているから。
  5. 心が不安定になったときは、日光東照宮の三猿を思い出そう。
  6. 「大丈夫、大丈夫」は、心の安定力を上げる魔法の言葉。
  7. 心の安定には、一定の貯蓄が必要。
  8. 支えてくれている人たちを思い出せば、気力が出る。
  9. 美人は、体重より姿勢に力を入れる。
  10. ストレス解消のコツは「逆のことをすること」にある。
  11. 重い病気を持つ人に、軽い人はいない。
  12. 「電車は座るもの」と思うから、いらいらする。
    「電車は立つもの」と思えば、いらいらしない。
  13. 冷蔵庫の中は、あなたの自己管理能力を表している。
  14. 「どうして自分だけが……」と思うから、つらくなる。
    「多くの人が経験していること」と思えば、楽になる。
  15. 光の刺激が強すぎることもある。
    暗い環境が落ち着くときは、無理に部屋の電気をつけなくてもいい。
  16. 怒りや憎しみは、心の猛毒。
    怒りや憎しみの感情があると、病気にかかりやすくなる。
  17. 心の痛みは、活動していれば気にならない。
  18. 絶景写真集は、気軽に旅行気分を味わえる本。
    旅行ができないときは絶景写真集を眺めて、旅行気分だけでも味わおう。
  19. 大きな我慢には気づいても、小さな我慢に気づく人は少ない。
    小さな我慢も、積み重なると大きくなる。
  20. 休まないことを自慢してはいけない。
    皆勤賞は結果であって、目的にしてはいけない。
  21. ひどい言葉を言われたから、心が傷つくのではない。
    ひどい言葉を気にしているから、心が傷つく。
  22. 「気分リセットの儀式」がある人は、ストレスに強くなる。
  23. 疲れるのはいい。
    疲れをためるのがいけない。
  24. 本屋は、あなたの街の元気スタンド。
    落ち込んだときは本屋に駆け込もう。
  25. それはアウトではない。
    アウトに見える、ぎりぎりセーフだ。
  26. 何をやっても気持ちが切り替わらないときは、そのままでいい。
  27. 裏切られたからといって、あなたまで裏切ってはいけない。
    負の連鎖は、あなたのところで止める。
  28. 「言わなくてもわかる」と思うことから、トラブルが始まる。
  29. 元気になれる歌を歌えるようになっておこう。
    いざというとき、心の救いとなる。
  30. 寝る前に1日を頑張った自分をねぎらおう。
    「今日もお疲れさま」

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