休まないことを自慢してはいけません。
休養を取ることも仕事の1つです。
休まないことは「休養」という仕事をサボっていることになります。
休むときにはきちんと休まなければいけません。
皆勤賞は結果であって、目的にしてはいけません。
無理に目指すものではありません。
日常の生活用品は、壊れたら買い直せばいいことですが、心や体はそういきません。
心も体も1つしかなく、買い直すことも取り換えることも不可能です。
だからこそ、しっかりしたケアが欠かせません。
普段ストレスの多い仕事をしているなら、なおさらです。
休むことなく毎日働いていると、心にも体にも毒です。
遅かれ早かれ、心身に不調を来すことになるでしょう。
休まないことを自慢するようになったら、いよいよ末期です。
休まないことを自慢することほど愚かなことはありません。
長時間労働の日々が続き、疲れやストレスがたまる一方になります。
旧約聖書の冒頭は「天地創造」のストーリーから始まります。
神様は最初の6日間でこの世を作り、7日目は疲れの回復に充てました。
神様でさえ週に1日は休んだのですから、私たち人間も休むのが自然です。
「休まない自慢」に心当たりがあるなら、考えを入れ替え、今日で終わりにしましょう。
休養と仕事はワンセットです。
休養を取って気力や体力を養うからこそ、再び仕事に取りかかれます。
できれば週に2日は休みたい。
少なくとも週に1日は休むことが必要です。
繁忙期や緊急時には残業や休日出勤が必要になることもありますが、だからといって無理は禁物です。
私たちは、繁忙期・緊急時のときを除いて、定期的な休養が必要です。
休まない自分がいれば「休養を取ることも仕事の1つ」と言い聞かせてください。
休養に罪悪感は必要ありません。
むしろきちんと休養を取っている自分を褒めてください。
きちんと休養を取ることで心身の調子が整い、仕事への活力も養われます。