頑張れば、才能の花が咲くとは限りません。
もともと才能がないなら、頑張ったところで限界があります。
ある程度上達しても、仕事にできるほどではなく、それで食べていくのは難しいこともあるでしょう。
努力が報われるとは限りません。
努力をして能力を伸ばしても、もともと才能のある人には叶わないのが現実です。
残念ながら、取り組んでみた結果、才能がないことに気づくことがあるのも事実です。
現実に気づいてしまい、大きなショックを受け、目の前が真っ暗になるでしょう。
ところが、才能がないとわかったとたん完全にやめてしまう人がいます。
「仕事にできないなら続けても意味がない。これで食べてはいけない。もうやめてしまおう」
もちろんつまらないことだったり嫌なことだったりするなら、やめるのもわかります。
楽しくないことを無理に続けたところでストレスになるだけです。
やめたことで肩の荷が下りて、ほっとできるでしょう。
嫌いな練習や面倒なトレーニングから解放され、自由を満喫できるでしょう。
しかし、才能はなくても楽しいことであれば、やめるのはもったいない。
楽しいものは、楽しいのです。
才能はなくても楽しいと感じることなら、完全にやめるのは早計です。
才能がなくても、楽しいことなら方向転換しましょう。
「趣味」にするのです。
趣味として続ければいいのです。
趣味にすれば、遊びや楽しみとして続けることができます。
時には気分転換になったりストレス解消になったりするでしょう。
友人にちょっと自慢できる特技にもなるはずです。
趣味だからといって活躍できないとも限りません。
人より上手にできるなら、初心者に教えることができるはずです。
教えることができれば、収入が得られる可能性もゼロではありません。
プロにはなれないかもしれませんが、セミプロくらいであればなれる可能性があります。
セミプロであっても、活躍できたり人気者になれたりするでしょう。
楽しみとしての価値があるなら、才能の有無は関係ありません。
才能はなくても、楽しいことなら、やめる必要はありません。
仕事にできないなら、趣味として楽しむようにしましょう。
「才能はないが、自分には素晴らしい趣味がある」とわかっただけでもよかったと考えてください。
趣味は、人生を素晴らしくするエンターテインメントです。
あなたの人生を彩る、素晴らしいものとなります。
才能はなくても、純粋に楽しいなら、それだけで素晴らしいのです。