自分の体調には素直に従いましょう。
心がけることはシンプルです。
「体調が悪いときは、無理をせず、きちんと休む」です。
もちろん休みたくても難しい状況があるでしょう。
責任があって休みにくいこともあるでしょう。
自分が休むと、ほかの人に迷惑がかかって抵抗を感じることもあるでしょう。
すでに遅れている仕事なら「これ以上仕事を遅らせることはできない」と、無理をしたくなる気持ちもわかります。
休んだほうがいいとわかっていても、なかなか休めない状況もあるはずです。
心意気や責任感は素晴らしいですが、体調が悪いにもかかわらず無理をするのはよくありません。
体調の問題は「体のどこかに悪いところがある」ということです。
悪いところがあるにもかかわらず、見て見ぬふりをして放置するのはよくありません。
体調が悪いときに無理をすると、ますます体調が悪化するでしょう。
体にむちを打って頑張りたいかもしれませんが、これほど痛々しいことはありません。
無理をするのは、自分をいじめているのと同じことです。
自分で自分をいじめないでください。
一時的に効果はあっても、限界に達するのは時間の問題です。
「以前体調が悪かったとき、無理をして何とかなった」というケースもあるかもしれません。
前例があるからといって油断は禁物です。
それは運がよかっただけです。
自分の健康を運任せにしないでください。
同じ幸運が何度も続くことはありません。
「あのときは大変なことになっていたかもしれない」とひやりとすることです。
体調が悪いときに無理やり仕事をしたところで集中できず、いい仕事はできません。
注意力が低下してミスをしてしまい、重大なトラブルを引き起こす可能性もあります。
無理をしていれば、なかなか回復できず、体調不良が長引くことになるでしょう。
体調が悪いときは、素直に休みましょう。
心苦しいかもしれませんが、勇気を出して休んでください。
体調が悪いとき、素直に休むことも勇気です。
無理をせず休養を取り、自分を大切にしてください。
たとえ仕事が遅れることになってもいいのです。
仕事より健康のほうが大切だからです。
健康は、人生で最も大切なことの1つです。
立ったり歩いたりできるのも、健康があるおかげです。
遊びに出かけたりスポーツを楽しんだりできるのも、健康のおかげです。
体調が悪いときにきちんと休むことができれば、誇りを持って自分を褒めてあげてください。
健康さえあれば、仕事は続けられます。
健康があっての人生です。