体調が悪いにもかかわらず、無理に仕事を進めるのはプロでありません。
根性を見せれば、プロらしく見えますが、誤解です。
体力勝負で無理やり勧めようとするのは、なおさら体調管理が不十分です。
健康を犠牲にした仕事の進め方を、美化しないことです。
健康を犠牲にした仕事の進め方をするのは、プロではなく、アマチュアの姿勢です。
頑張っているところを見せて「さすがですね」と言われたいだけです。
プロは、体調を崩したとき、素直に休みます。
プロのスポーツ選手が、体調が悪いとき、試合の欠場を発表する会見を見かけたことはありませんか。
体調が悪いとき、無理に出場しても、余計に体調を悪化させるだけです。
仮に出場したとしても、ひどい結果しか出せないとわかっています。
欠場することで、体調回復に専念しているのです。
スポーツだけでなく、ビジネスでも同じです。
体調が悪いときに、無理やり仕事をしても、いい結果が出せません。
頭も体もふらふらの状態で、いい仕事ができるはずがありません。
ミスが増えたり、出来栄えが不十分だったりするのです。
いくら仕事が間に合っても、仕事の出来栄えが悪ければ、評価は落ちるでしょう。
体調が悪いときには、素直に休んで回復に専念しましょう。
「体調がよくないため休ませてください」という言い分は、わかる人にはわかってくれます。
早く休めば、それだけ回復も早くなります。
回復して体調が整ってから、仕事をするから、いい仕事もできます。
体調が悪いとき、素直に休めるのがプロなのです。