怒りを感じたときは、何かにぶつかりたい気持ちがあるでしょう。
問題は、怒りをぶつける方向です。
人にぶつければ、喧嘩になり、人間関係にひびが入ります。
物にぶつければ、破壊になり、買い換えにお金もかかります。
だからとはいえ、体をじっとさせるのも、またストレスになる。
そんなとき、被害を出すことなく、簡単に怒りを発散させる方法があります。
紙を破ることです。
たとえば、いらなくなった新聞紙を、思いきり破ってみましょう。
新聞の束を、全身の力を込めて、思いきり破るのです。
紙などの裂ける音が、爽快です。
破るときの手応えも、いい体の運動になります。
むかむかした気持ちをぶつけるイメージで破ると、怒りの発散に効果的です。
1束で足りなければ、2束でも3束でも破りましょう。
いらなくなった新聞紙や雑誌などを使えば、お金もかかりません。
自分の部屋ですれば、誰の迷惑にもなりません。
気が済むまで、破って、破って、破りまくるのです。
しばらくやっていると、額から汗が出てくるでしょう。
軽い運動になります。
破り終わった紙をごみ箱に捨てれば、後片付けは一瞬で終了です。
怒りをうまく発散できるのです。