見栄を張った生活をしないことです。
見栄を張った生活をすると、余計な贅沢が増え、出費の嵐になります。
金銭感覚が狂って、遅かれ早かれ後悔することになるでしょう。
もちろんあらゆる贅沢が悪いわけではありません。
「ご褒美としての贅沢」ならいいのです。
たとえば、自分への誕生日プレゼントです。
自分の誕生日の祝いとして、年に1回、高価なものを買うくらいならいいでしょう。
自分への誕生日プレゼントは記念になります。
本当に欲しいものを手に入れることで、心から満足でき「また1年頑張ろう」と思えるでしょう。
大きな仕事を苦労して達成したときも、贅沢をしてもいいタイミングです。
頑張った自分へのご褒美として贅沢を楽しむなら、やる気につながったりストレス発散になったりして役立ちます。
「また頑張ろう」という気持ちになって、エネルギーがみなぎってくるでしょう。
しかし、必要があるわけでもなく、やみくもに見栄を張った生活はよくありません。
見栄を張った生活は、破滅の未来が待ち受けています。
見栄を張ると、生活レベルが高くなってしまいます。
固定費が上がってしまい、毎月の出費が大きくなります。
見栄を張った生活は、お金がいくらあっても足りません。
余計なものをあれもこれも買わなければいけなくなります。
稼いだ端からお金を使うことになり、勢いよくお金が飛んでいくでしょう。
どんどん余計な出費が増え、いつまで経っても貯蓄ができません。
いつもお金に困る生活になります。
最悪の場合、借金生活になることも少なくありません。
「見栄っ張り」という自覚のある人は、特に注意が必要です。
もともと見栄っ張りの人は、スイッチが入ると歯止めが利きません。
自覚があるなら、なおさら気を引き締めておきましょう。
生活レベルを落とせばいいと思いますが、単純なことではありません。
いったん生活レベルを上げると、なかなか下げるのが難しいもの。
生活レベルを落とすことは、自分が不幸になっていく感じがあり、心理的抵抗を覚えます。
見栄を張っていると、なおさらプライドを捨てるのが難しく感じます。
「このままでは大変なことになる」と頭ではわかっていても、現実では実行に移せない。
ぐずぐずしているうちにどんどんお金が飛んでいくのです。
借金だけが残って「贅沢は控えておくべきだった」と後悔することになります。
見栄を張った生活をするのではありません。
身の丈に合った生活をしましょう。
身の丈に合った車を買います。
身の丈に合った家に住みます。
家も車も持ち物も、身の丈に合ったものにすることです。
見栄を張りたい気持ちがあっても、我慢する力をつけてください。
欲しいものがあっても、必要ないものなら買わないことです。
見栄を張ったところで仕方ありません。
余計な出費が増えるだけで、成長につながることは少ないのが現実です。
うわべを繕うためにお金を使うのは愚かなことです。
身の丈に合った生活をすれば、お金を使いすぎることはありません。
普段は質素で倹約な生活を心がけましょう。
贅沢をするなら、特別なときだけにしておくのが賢明です。