基本的に借金はよいことではありません。
借金は、マイナスの状態です。
「手持ちのお金ではやりくりできません」ということです。
借金をする時点で、きちんとお金のコントロールができていない証拠です。
借金の中でも、特に注意したいものが3つあります。
これらの目的で借金をすると、ろくなことになりません。
たとえば、ギャンブルのために借金したり、高級ブランド品を買うために借金をしたりです。
欲や見栄のために借金をすると、破滅の道に進むことになるでしょう。
「お金がないね。それなら借金をすればいいね」
安易な考えで借金をすると後悔するでしょう。
安易に借金する人は、返せないことが多い。
金銭の管理能力のない人が、どうやって借金を返済できるのでしょう。
返済計画も立てないで気軽に借りると、後で痛い目に遭います。
「お金を借りすぎて返せない」ということになるでしょう。
借金を返すために別のところから借金をすることになれば、多重債務に陥って、首が回らなくなります。
借金を返せないと、借りた人とトラブルになります。
友人からの借金が返せないと大問題に発展します。
友人からお金を借りると「少し遅れてもいいよね」と油断しやすい。
友人からの信用を失います。
借りた金額が大きいと、信用問題では済まず、友人まで失うことになるでしょう。
借金をして友人を失うことほど、愚かなことはありません。
基本的に借金はいけません。
では、あらゆる借金がダメかというと、そうではありません。
前向きで計画的な借金ならいいのです。
未来につながる建設的な意味があって、きちんとした返済計画があれば、問題ありません。
たとえば、住宅ローンです。
家族が増えると、賃貸アパートでは手狭になることがあるでしょう。
そんなとき将来を見据えて、家を買うために借金するのであれば悪くないでしょう。
「家族のため」という前向きな理由があります。
現実的な返済計画であれば、収入が減ったとしてもやりくりできるでしょう。
前向きで計画的な借金なら後悔することはないはずです。
「すべての借金が悪い」と一緒くたに考えるのではなく、区別して考えてください。
悪いのは、あくまで安易な借金です。
前向きで計画的な借金なら後悔することはありません。