結婚式を挙げるには、膨大な費用がかかります。
結婚式のほか、新婚旅行もあります。
結婚式と新婚旅行を合わせれば、かなり大きな金額になるでしょう。
さて、問題は、お金の出どころです。
人にもよりますが、借金をして結婚式を挙げようと考える人もいるのではないでしょうか。
2人の貯金では賄えないから、親や金融機関などから借金をして、結婚式の費用に充てようというアイデアです。
もちろん2人の人生ですから、そうしたい人はそうすればいいでしょう。
しかし、特別な事情を除いて、借金をしてまで結婚式を挙げようとするのは、あまりおすすめできません。
新婚生活が、借金から始まるからです。
新婚生活が借金から始まるのは、気持ちのいいことではありません。
いきなり大きな負担です。
ローンの返済が頭にあると、新婚生活がどんよりします。
お金は、人の心を変える力があります。
常に借金のことが頭にあると、お互いに心の余裕がなくなり、いらいらしやすくなります。
心に余裕がなくなれば、ささいなことで口論しやすくなるでしょう。
お金の余裕は、心の余裕です。
最悪の場合、離婚ということも考えられます。
結婚式のために借金をしても、その借金のせいで揉めて離婚になるのでは、意味がありません。
「大丈夫だろう」と思った借金が、思わぬ落とし穴になるのです。
だからこそ結婚生活は、できるだけ借金なしで始めたいところです。
結婚式の資金が足りなければ、お金を貯めてから結婚式を挙げましょう。
結婚を急ぐ必要があるのか、考えます。
借金があるなら、返済がすべて終わってから結婚することをおすすめします。
借金がゼロの状態で始める結婚生活は、すがすがしい気持ちになれます。