結婚生活が長くなるにつれて訪れるのが、倦怠期です。
昔の「恋人」という新鮮な感覚は失われ、あるのは「生活共同者」という平凡な感覚。
結婚生活をしてしばらく経つと、だんだん情熱的な感情が、だんだん普通の感覚になります。
「結婚生活は、こうでなくてはならない」
固定観念があって縛られていると、窮屈です。
ほかの夫婦と比べると、自分たちの結婚生活は変わった点もあるでしょう。
結婚生活に疲れたときは、パートナーの尊敬できるところを探しましょう。
どこにもないはずはありません。
尊敬できるところをきちんと探せば、どんな人にも1つはあるはずです。
結婚生活に疲れたときは、大々的に部屋の模様替えをしてみましょう。
模様替えをすると部屋の雰囲気が変わり、部屋の雰囲気が変わると気分も変わります。
机やベッドの位置や向きを変える。
完璧な結婚生活を目指していませんか。
パートナーとは仲良くしなければいけない。
子育てがスムーズにできないといけない。
身内の煩わしい言葉に、悩まされることはありませんか。
自分の親や義理の親からの、容赦ない命令やアドバイスです。
会うたびに「ああしなさい。こうしなさい」と、余計な指示をしてくる。
張りのある生活には、ある程度の厳しさも必要です。
子育ての方法、お金の管理、健康の管理など、結婚生活には厳しさも必要です。
しかし、厳しくなりすぎると、今度は大変です。
買い物や保険に失敗して、後から悔やむことがあります。
最初からベストな選択をするのは、なかなか難しいのが現実です。
頭では簡単にできそうでも、実際は思うようにいかないでしょう。
「なぜ私のことを理解してくれないのだろうか」
「もっと自分のことを理解してほしい」
そう思ったら、自分にこう問いかけてください。
結婚生活に疲れる原因の1つは、全力の出しすぎです。
あれもこれも、全力を出しすぎていませんか。
子育てでやれることは、すべてやる。
結婚生活に疲れたとき、誰かに相談するのもいいでしょう。
いえ、むしろ1人で抱え込まず、誰かに相談したほうが賢明です。
適切なアドバイスをもらえることで、すっきり解決することがあります。
結婚生活では、どんな状態のときでも、挨拶だけは続けましょう。
ひどく落ち込んでいるときは、挨拶する元気もないかもしれません。
むかむかしたりしているときは、相手の顔すら見たくないかもしれません。
結婚生活に疲れたら、今、手にしている幸せを考えてみましょう。
恵まれていないことばかり考えていると、どんどん卑屈になります。
人も生活も、不足や不満ばかりに注目が向いて、際だって見えるようになります。
結婚生活に疲れてどうしていいかわからないときは、情報収集です。
本屋で本を買ったり、ウェブサイトを見たりして、解決策を見つけるために情報収集をします。
こういうときは、余裕がないこともあって、ぐだぐだした時間を送りがちです。
生活の中で、ゲームやテレビを楽しんだりする人も多いでしょう。
ゲームやテレビは、適度に楽しむなら、素晴らしい娯楽として役立ちます。
ゲームによって、ストレス発散や気分転換ができるでしょう。
結婚生活に疲れたときは、自分が愛情を持って接しているか、振り返ってみましょう。
愛情が足りないまま家族に接していると、流れ作業のように、心のない機械的な対応になりがちです。
たとえば「おはよう」という朝の挨拶をする場面です。
面倒と思いながら、行動していませんか。
たしかに日常では「面倒だな」と思うことが、1つや2つあるもの。
手間がかかったり、煩わしかったりして、不快に感じる仕事があります。
人生を長く生きるにつれて、区切りのイベントを省きがちです。
たとえば、誕生日や年末年始です。
「別に特別なことではない」
結婚生活に疲れている原因は、乱暴な言葉遣いかもしれません。
自分の言葉遣いを振り返ってみましょう。
言葉遣いが乱暴になると、結婚生活に疲れやすくなります。
「いい夫」「いい妻」を意識しすぎていませんか。
結婚すると「いい夫でいなければいけない」「いい妻でいなければならない」と考えることが多くなるでしょう。
いい夫として、どんな話でも最後まで何でも付き合い、休日は家族のためにたっぷり奉仕する。
将来のために備えたいのが、貯金です。
これからも長く続く結婚生活。
食費や電気代だけでなく、将来の家のローンや養育費のため、貯金に励む夫婦も多いはずです。
家族内の会話では、同じ話を繰り返し聞かされることがあります。
以前に一度聞いた話を、初めて話すような口調で再び話し始められると、一瞬戸惑います。
一度や二度ならまだ許せても、毎回続くと、さすがにげんなりします。
家族内でも、褒め合う関係を作りましょう。
褒める習慣がないと「それが当たり前」という感覚になってしまい、生活がだらけます。
一生懸命頑張ったことは、素直に褒められたいもの。
結婚生活を送っていると、ふと疑問に思うことがあります。
「何のためにそれをするのか」です。
いつも習慣になっていることは、つい、その目的を忘れてしまいがちです。
家族内に問題があるなら、早めの解決が大切です。
時間の流れに任せて、自然と修復されるのも待つ状況もあるかもしれません。
たしかに時間を置くのが有効なケースもあります。
家の中でも、たまにはおしゃれをしてみましょう。
家の中は、完全なプライベートな空間です。
恋人として付き合っているときはおしゃれをしていましたが、夫婦になれば、さほど気合を入れなくてもよくなります。
華やかな世界を夢見ていた結婚生活。
ところが現実は、同居生活が長くなればなるほど、だらけた生活に陥りがちです。
その原因の1つは、自分磨きをしなくなることです。
結婚して新居で生活を始めると、大なり小なり、近所付き合いが発生します。
世間では「積極的に近所付き合いをしよう」という考えが一般的です。
地域とのつながりを深めたほうが、お互いに助け合え、心を豊かにして生きられます。
口論をして部屋を出るとき、よく見かけるマナー違反があります。
部屋のドアを強く閉めてしまう行為です。
いらいらを相手にぶつけるわけにはいきませんから、強くドアを閉めることで発散させようとします。
結婚生活には、山や谷があります。
山や谷があるとき「何とか乗り越えなければ」と思って意気込むでしょう。
それはいいのですが、気をつけたいのは、1人だけで乗り越えようとするパターンです。