就職活動の際、お金を基準に選ぶ人がいます。
「お金で仕事を選ぶ」
別に悪いことではありません。
生きていくうえではお金が必要です。
本人に覚悟があるなら、金銭を重視した仕事の選び方もいいでしょう。
「養育にお金がかかるため」
「贅沢な暮らしがしたいため」
「早くお金を貯めたいため」
価値観は人それぞれです。
もともとお金第一のポリシーがあるなら悪くはありません。
お金で仕事を選ぶ生き方も、きちんとしたポリシーがあってのことなら、有意義な人生になるでしょう。
しかし、覚悟もポリシーもなく、安易な気持ちのまま、お金で仕事を選ぶのはよくありません。
お金で仕事を選ぶと後悔するでしょう。
お金で仕事を選ぶと「お金が第一の働き方」になります。
あくまで「お金のため」ということになるため、仕事への意欲が湧きません。
前向きな気持ちがないため、なかなかモチベーションが上がりません。
プラスアルファの仕事ができず、必要最低限の仕事で済ませようとします。
サービス精神が欠如して、粗悪な対応が増えるでしょう。
怠け心が生まれ、遅刻や手抜きも増えてしまいます。
途中で飽きたり心が折れたりして、仕事が長続きしません。
短い期間で仕事をやめると、キャリアを形成することが困難になります。
ぶらぶら職を転々することになると、キャリアを形成するどころか、逆に傷がつくことになるでしょう。
往々にしてお金のいい仕事は、重労働・長時間労働の傾向があります。
肉体的にも精神的にも負担が大きくなるでしょう。
ストレスに悩まされ、心身の健康にも悪影響です。
いくら年収の高い仕事でも、健康を害することになっては長く続けられません。
貯金があって、けがや病気で長期療養が必要になれば、治療で一気にお金が飛んでいくでしょう。
お金で仕事を選ぶと「こんなはずではなかった」と嘆くことになるのが目に見えています。
お金で仕事を選ぶと後悔するのです。
仕事を選ぶなら、お金ではなく、成長を重視しましょう。
成長で仕事を選ぶと「成長が第一の働き方」になります。
仕事に向かう姿勢が意欲的になり、モチベーションも上がります。
「常に最善を尽くそう」という仕事姿勢になるので、サービス精神が生まれたりプラスアルファの仕事ができたりします。
前向きな気持ちで仕事に取り組めば、集中力を発揮でき、よい成果を上げることができます。
上司から「難しい仕事だけどやってみないか」と言われたとき「ぜひやらせてください!」と即答できるでしょう。
大変な仕事でも「自分の成長につながる」と思えば「やってやる!」と思えます。
困難があっても、やる気と根気で乗り越えられるでしょう。
最初はお金が少なくても、成長してスキルアップしていけば、後から増えます。
仕事が長く続けば、スキルと実績が積み重なって、自信につながります。
成長さえできれば、昇級や転職など、次のキャリアステップが見えてきます。
「転職」「起業」といった道も切り開けるでしょう。
成長で仕事を選ぶと時には苦労もありますが、それだけの価値があります。
苦労のある仕事のほうが成長につながります。
新しい知識やスキルが身につく仕事を選ぶことです。
成長第一で仕事を選ぶから、右肩上がりのステップアップが実現できます。
新卒の就職活動にせよ、中途の転職活動にせよ、心がけは同じです。
成長で仕事を選べば後悔しません。
成長で仕事を選ぶと、スキルアップにつながるだけでなく、未来にもつながります。