悩んでしまう原因の1つが「見栄を張ること」です。
無理にかっこつけていませんか。
他人からよく思われようと、高級なもので着飾っていませんか。
自分をよく見せたい気持ちは誰にでもあるものですが、ここに注意があります。
見栄を張れば張るほど、悩むことも増えてしまいます。
なぜ見栄を張って生きようとすると悩むのか。
「演じる必要」が出てくるからです。
1回演じるのは簡単でも、ずっと演じ続けるのは大変です。
弱い自分を隠さなければいけなくなります。
自分を押し殺す場面が多くなります。
立派でかっこいいところしか見せられなくなり、気遣うことが増えてしまいます。
いつも一生懸命の姿を見せなければいけなくなって悩みます。
やりたくもないことをやらなければいけなくなって悩みます。
短期であればいいのですが、これを一生続けるのは本当に大変です。
長期になればなるほど、肉体的にも精神的にも消耗してしまいます。
いったんかっこいいイメージがつくと、これはこれで大変です。
イメージを壊さないため、演じ続けなければいけなくなります。
いつも背伸びをしなければいけないので、疲れます。
素を見せることができず、ストレスがたまります。
見栄を張って生きようとすると、人目も気になります。
いつも人からの評価が気になってしまいます。
「自分はどう見られているだろうか」
「きちんとかっこよく見えているだろうか」
「ダサいと思われていないだろうか」
不安と心配が交差して、なかなか落ち着けません。
見栄を張ると、余計な出費も増えます。
高価なものや高級なものを持つ必要が出てきて、お金が飛ぶように消えます。
出費が多くなると、お金も貯まりません。
すると今度は、お金も貯まらないことに悩みます。
見栄を張って生きるのは、表向きは素晴らしくても、内情は不健全です。
肉体的・精神的・経済的に負荷が大きく、人生の不調を招きます。
短期ではうまくいっても、長期になると、どこかで息切れして破綻するでしょう。
悩まない生き方をしたいなら、大切なことがあります。
それが「自然体」です。
自然体とは何か。
「演じることなく、素の状態」ということです。
「ありのままの態度」のことをいいます。
悩まない生き方をしたいなら、自然体を大切にしてください。
人目を気にせず、自分に集中しましょう。
肩の力を抜き、リラックスしましょう。
人の声より、自分の心の声を大切にしましょう。
人のスタイルではなく、自分のスタイルを大切にしましょう。
人の価値観で判断するのではなく、自分の価値観で判断しましょう。
見栄を張ることはやめ、自然体を大切にしてください。
着飾ることもなく、虚勢を張ることもなく、自然体を大切にしましょう。
自然体になれば、いつもありのままの自分でいられます。
どんどん自分らしさを発揮できるので、笑顔の数も増えます。
自然体で生きるとは、ありのままの自分を受け入れることです。
もちろん弱い自分もあっていいのです。
弱い自分も、正直な自分の姿です。
弱い自分もありのままの自分として受け入れましょう。
自然体で生きると、明るい気持ちに包まれます。
本来の自分を表現できることは、最高に幸せなこと。
「これでいい」「このままでいい」「自分らしくていいね」と肯定の言葉が増えて、自己肯定感が高まります。
自然体で生きると、疲れにくくなります。
普通に振る舞うだけでいいので、力む必要がありません。
肩の力を抜くことができて、リラックスしていられます。
心に安心感が広がって、精神も安定します。
自然体で生きると、今まで見えなかったものが見えるようになります。
自然体のおかげで、自然な世界が見えてくるようになります。
日常の明度や彩度が上がって、日々の日常が色鮮やかに見えるようになります。
心の中で花が咲き、毎日を生きることが楽しくなってきます。
自然体でいることに誇りを持つことです。
「自然体=自分らしさ」です。
自然体で生きた結果、たまたま立派に見えてしまうこともあるでしょう。
それはそれでいいのです。
不自然なことはしていないのですから、気に病むことはありません。
自然体になるとストレスはありません。
苦痛も苦労もありません。
背伸びをすることもない。
着飾ることもない。
見栄を張ることもない。
自然体で生きると、悩むこともなくなるのです。