「悩んではいけない」と思うのはよくありません。
「悩んではいけない」と思っていると、悩んだときの苦しみが倍増します。
「悩んでしまうなんて情けない」と、自分を責めてしまいます。
悩んでいることが悪いことだと思ってしまいます。
これは違うのです。
人生では、必ず悩むことがあります。
「こうすればいい」とすぐわかるとは限りません。
むしろ最初は「どうすればいいのだろう」と悩むのが普通です。
勉強、仕事、スポーツ、人間関係、恋愛、結婚、夫婦生活、子育て。
「人生は悩みの連続」といっても過言ではありません。
悩まない生き方をするとはいえ、ゼロにするのは不可能です。
悩みを減らすことはできても、ゼロにすることはできません。
悩むことは成長できるチャンスです。
悩むことを否定すると、成長することもできなくなります。
悩んだ自分を責めてしまうことに加え、成長できるチャンスも失うという、二重の苦しみが生まれます。
悩むことを肯定しましょう。
「人生は悩みが尽きないもの」と考えてください。
悩んだことがないという人は1人もいません。
人生は、悩みながら生きていく旅路です。
人は、悩みながら成長していく生き物です。
悩むから成長できます。
悩むことを否定すると、成長できなくなります。
悩むことを肯定すれば、悩むことがあっても受け入れられるようになります。
「ラッキーだ。成長のチャンスが巡ってきた」と喜べます。
不思議なことですが、悩みを受け入れると、悩まなくなります。
「人生は悩みが尽きないもの」と思うと、悩むことを肯定することになって、気持ちが楽になります。
悩み事が出てきたとき「普通のことだよね」と前を向けます。
「面白い宿題が出たね」とわくわくできます。
悩みとは何か。
ダンスのパートナーです。
手をつなぎながら、一緒に楽しむ相手です。
ダンスはパートナーがいるから楽しめるように、人生も、悩みというパートナーがいるから楽しめます。
悩みと上手に付き合っていくことで、あなたはぐいぐい成長していけます。
人生をエンターテインメントに変えることができます。
悩みを肯定すれば、毎日がドラマに変わるのです。