あなたはどんな趣味を持っていますか。
どんな基準で趣味を選んでいますか。
趣味を選ぶ際、世間体を基準にして決める人がいます。
世の中には「評価される趣味」というものが存在します。
たとえば、マラソンです。
マラソンが趣味ということにすれば「健康的ですね」「アクティブですね」「体力があるのですね」と褒められるでしょう。
体力があってポジティブな印象を与えることができるでしょう。
途端にあなたを見る目が変わるでしょう。
楽器演奏も印象のよい趣味として有名です。
「趣味は楽器演奏です」と答えれば「かっこいいですね」「すてきですね」「手先が器用なのですね」と褒められるでしょう。
異性からの評価も上がって、モテやすくなることは間違いありません。
こうした趣味を本当に好きでやっているならいいです。
今までどおり趣味を楽しめばいいことです。
問題は「褒められるためにしている」という場合です。
褒められるためにしているなら要注意です。
褒められるためにしている趣味は、本当の趣味ではありません。
下心が目的になっているからです。
「褒められるから」
「モテそうだから」
「尊敬されたいから」
どれも不純な動機です。
不純な動機でやっている趣味は、仕方なくやっている状態です。
なんて愚かなことなのでしょう。
それは本当の趣味ではありません。
偽物の趣味です。
あくまで評価されるためにしている趣味であり、本当に好きというわけではありません。
褒められるために、好きでもない趣味をしたところで苦痛です。
ストレスを発散するどころか、逆にストレスをためてしまいます。
褒められるためにしていることは、本当の趣味ではないのです。
本当の趣味とは何か。
純粋に楽しく感じることこそ、本当の趣味です。
「これをしていると幸せを感じる。時間を忘れてしまう。本当に楽しくて仕方ない」
そういうものを趣味に選ぶことです。
自分にふさわしい趣味は、人に聞くものではありません。
自分の心に聞くものです。
正解は、あなたの中にあります。
趣味の選び方を間違わないでください。
どんな趣味をすれば楽しくて幸せになれるのか、自分の心に問いかけ、正直に選ぶことです。
趣味に制限はありません。
どんな趣味を選んでも、あなたの自由です。
純粋に楽しく感じることなら何でもOKです。
周りから「おかしい」「かっこ悪い」と言われようと、あなたがそれを楽しく感じるなら、やめる必要はありません。
自分のためにするものですから、他人がどう感じようと関係ありません。
たとえ「みっともない」と笑われようと、堂々と趣味にして、引き続き楽しみましょう。
手抜きをする必要もありません。
楽しいものは楽しいのです。
自分が本当に好きなことなら貫くことです。
趣味は人生を豊かにするものです。
あなたを幸せにする力があります。
人生の幸せに関わることですから、人の価値観ではなく、自分の価値観で選ぶことが大切です。
人目や世間体は気にせず、自分らしい趣味を見つけましょう。
自分の心が基準です。
趣味は、褒められるためにするものではなく、自分が楽しむためにするものです。
純粋に楽しいと感じることこそ、本当の趣味です。