楽しみにしていることが翌日に控えていると、わくわくして寝られないことがあります。
楽しい遠足、待ちに待った文化祭、名誉ある授賞式、新商品の発売日、好きな人とのデート。
「ついにその日がやってきた!」という感覚があると、自然と胸の鼓動が高鳴ります。
明日が楽しみなら、つい興奮してしまい、なかなか眠れないでしょう。
楽しみにしていることであればあるほど、どきどき大きくなる。
寝ようとして目をつぶっても、つい楽しいイメージを浮かべてしまいます。
わくわくする気持ちも、大きすぎると、もはや睡眠の妨げです。
翌日、睡眠不足になるのです。
さて、こうしたときの睡眠不足に、ユニークな名前を付けてみましょう。
名付けて「幸せな睡眠不足」です。
嫌なことがあって睡眠不足になったわけではありません。
嬉しいことや楽しいことを心待ちにした結果、睡眠不足になりました。
幸せが原因の睡眠不足なら少し苦しいかもしれませんが、たまにはいいではありませんか。
「ああ、眠いな。幸せな睡眠不足だ」
そんなふうに考えれば、多少の睡眠不足も吹き飛ぶでしょう。
「少し睡眠不足のほうが、当日は気合が入る」と考えてみるのもいいですね。