「なんとなく」と似ている言葉に「気が進む」という言葉もあります。
「気が進む」という言葉も、同じく直感的な言葉の1つです。
自分が楽しいな面白そうだなと感じることは、決まって「気が進み」ます。
「気が進む」の「気」とは「元気」の「気」を意味しています。
つまり、気が進むことをやれば、元気の気が進むということであり、元気になれるということなのです。
大きな理由はなくても「何だか気が進むな」ということは、それをすれば自分が元気になれるということです。
面白そうなことやわくわくすること、自分のためになることは、自然と気が進みます。
それをすれば自分が元気になれるからです。
人間は本来、元気になるようにできています。
普通に生活をしていれば「気が進むこと」はたくさんありますが、なかなかそれができないでいる現実があるのも確かです。
というのも、周りの目があるからです。
「これをしていたら変な人かと思われるかな」
「面白そうだけど、かっこ悪いな」
「楽しそうだけど、恥ずかしいな」
人間は人目を気にすると、どうも素直になれなくなってしまうものです。
本人の気が進んでいることでも、人目を気にし始めると、くじけてしまうのです。
しかし、気が進まないことをしないと、元気にもなれないという結末も待っています。
元気になるためのキーポイントは、気が進むことは周りを振り払ってでもやっていくということにあります。
特にお金の問題、親からの許可、周りの目など、障害はたくさんあります。
しかし、自分らしい生き方をするためには、気が進むことを大切にしていくことがポイントなのです。
気が進まないことをやっていては、いつまで経っても元気になれません。
自分が歩むべき線路から脱線しているということであり、自分らしくないということなのです。