執筆者:水口貴博

挫折を乗り越える30の方法

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忙しすぎると、すべての幸せが感じられなくなる。

忙しすぎると、すべての幸せが感じられなくなる。 | 挫折を乗り越える30の方法

忙しすぎる生活を送っていませんか。

忙しいことが、かっこいいことだと思っていませんか。

たしかに適度な忙しさは、その人に活気を与えてくれます。

しかし、間違ってもしてはならないのは「あまりに忙しすぎる」ということです。

忙しすぎる人生にだけは、ならないように気をつけましょう。

忙しすぎてしまうと、すべての幸せが感じられなくなるからです。

忙しいということは、もう幸せとは無縁になってしまう恐ろしいことなのです。

たとえば、1日に一息つく時間もないくらい忙しい人がいるとします。

毎日仕事に追われ、寝る時間さえないくらいです。

そんな人の目の前に、世界一おいしいケーキがあったとします。

しかし、残念ながら忙しすぎるため、ケーキを味わう暇さえありません。

ケーキを「食べる」というより「胃に流し込む」といった食べ方になります。

世界一おいしいケーキが食べられるなんて、幸せなことですが、忙しかったために幸せを感じる暇もなかったということなのです。

食べることだけに限りません。

人間関係にも同じようなことがいえます。

いくら仲のいい友人がいたところで、忙しくては会う暇さえありません。

どんなに仲のいい友人でも、会う時間がないくらい忙しいというのは悲しいことです。

「忙しすぎる」というのは、すべての幸せを帳消しにしてしまう悪魔の魔法なのです。

「忙しい」という漢字の左側の部分は、立心偏と呼びます。

立心偏は、もともと「心」を意味する漢字です。

「忙しい」という漢字は「心」を「亡くす」という意味から生まれました。

「忙しい」とは、心を亡くさせてしまう恐ろしいことなのです。

忙しすぎると、心が失われて、幸せがあっても幸せを感じる暇さえないからです。

ときどき「自分はこんなに忙しいんだ」とかっこつけている人を見かけます。

しかし、そんな人に限って「それで本当に幸せですか」と聞いても、なかなかよい答えが返ってくることはありません。

それもそのはずです。

幸せさえ、忙しくて感じる暇がないからです。

忙しすぎる生活を送ることは、不幸になってしまうことです。

心を静かにする時間を持ちましょう。

決して忙しいことを自慢するような人間にはならないことです。

適度に自分の時間を持てるということは、幸せを感じる時間もあるということなのです。

挫折を乗り越える方法(7)
  • 幸せを感じる暇すらないほど、忙しくならないようにする。
自然を求めることは、自然なこと。

挫折を乗り越える30の方法

  1. 「挫折」と書いて「栄光」と読む。
  2. 人生は、山があり、谷があるから、面白い。
  3. つらい経験をたくさんすることは、精神的に強くなっていくということ。
  4. 勉強するより、まず目的を持とう。
    目的があるから、勉強ができるようになる。
  5. 今からでも遅くない。
    何でも挑戦してみよう。
  6. 最初の1歩さえ踏み出せば、後は勝手に体が動く。
  7. 忙しすぎると、すべての幸せが感じられなくなる。
  8. 自然を求めることは、自然なこと。
  9. 人から嫌われたくなければ、知ったかぶりはやめよう。
  10. 平凡な毎日にも、幸せがある。
  11. 困ったときには、人の意見を聞いてみよう。
  12. お金がなくても、楽しむことができるようになろう。
  13. 嫌なことを、いつまでも引きずらないようにしよう。
  14. 謙虚な人は、好感が持てる。
  15. 疲れたときは、ため息より、深呼吸。
  16. お返しを期待しない。
  17. 前に進むだけでなく、時には後戻りしなければならないときがある。
  18. 挫折してもいい。
    後から再挑戦すればいい。
  19. 環境が変わっても、あなたは変わらない。
    しかし、あなたが変われば、環境も変わる。
  20. いつもと違った道には、新しい発見がある。
  21. いろいろなことを大事にしすぎると、何もできなくなる。
  22. ダメだと思うときほど、できたときの喜びは大きくなる。
  23. 1日に1つは、好きなことをしよう。
  24. いっときの挫折は、一生の力になる。
  25. 「いつか幸せになる」をやめて「今、幸せになる」を目指していこう。
  26. 「世間のルール」以上に「自分のルール」に厳しくなろう。
  27. ごみ箱は、あなたの心の中が映し出された仮の姿。
  28. 「運命」という流れに身を任せることで、最高の結果が得られる。
  29. かっこ悪くても、中身があれば、魅力的に見える。
  30. 挫折を味わったときは、こうつぶやこう。
    「ここから私の第2幕が始まる」

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