執筆者:水口貴博

挫折を乗り越える30の方法

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前に進むだけでなく、時には後戻りしなければならないときがある。

前に進むだけでなく、時には後戻りしなければならないときがある。 | 挫折を乗り越える30の方法

時間は前にしか進みませんが、人生では、時には後戻りしなければならないときがあります。

前に進むだけが人生というわけでなく、時には立ち止まって、後戻りをすることで、よい結果が生まれてくることもあるのです。

私は高校卒業後、大学受験に失敗し、浪人をしていた時期がありました。

浪人は、大学に受からなかった人が、来年の大学受験のためにもう1年勉強することをいいます。

私の場合は「自宅浪人」と言って、自分の家で勉強をするというスタイルを取っていました。

普通は浪人をすれば、予備校という専門の学校に通い、大学受験のために猛勉強をします。

しかし、私は、家で勉強をしますから、起きる時間や寝る時間など自由である代わりに、すべての責任が自分に返ってきました。

私にとって、この浪人時代は、周りから見れば立ち止まっていたように見えていたはずです。

ほかの人はうまく大学に進学し、どんどん前に進んでいるというのに、自分だけはまだ大学にも合格せず、立ち止まっている。

それどころか、過去の復習ばかりをして、後戻りをしているのかとさえ感じてしまっていました。

しかし、それらの「不安」のおかげで、私は自分のことをあのときほど真剣に考えたことはありませんでした。

「自分は何のために勉強しているのか」

「何のために大学に行こうとしているのか」

「何の仕事をしたいのか」

「何のために生きているのか」

自分で自分を見つめる時間を多く持つことができ、立ち止まっていながら、結果として自分の成長は大きく促されました。

このように、文章を書くことができているのも、浪人時代にたくさん考えた分、表現することができるようになりました。

前に進むだけが人生と思われがちですが、あながち、そうとも限らないのです。

時には立ち止まって、時には後戻りすることも、必要なときがあるのです。

挫折を乗り越える方法(17)
  • 時には立ち止まって、時には後戻りする。
挫折してもいい。
後から再挑戦すればいい。

挫折を乗り越える30の方法

  1. 「挫折」と書いて「栄光」と読む。
  2. 人生は、山があり、谷があるから、面白い。
  3. つらい経験をたくさんすることは、精神的に強くなっていくということ。
  4. 勉強するより、まず目的を持とう。
    目的があるから、勉強ができるようになる。
  5. 今からでも遅くない。
    何でも挑戦してみよう。
  6. 最初の1歩さえ踏み出せば、後は勝手に体が動く。
  7. 忙しすぎると、すべての幸せが感じられなくなる。
  8. 自然を求めることは、自然なこと。
  9. 人から嫌われたくなければ、知ったかぶりはやめよう。
  10. 平凡な毎日にも、幸せがある。
  11. 困ったときには、人の意見を聞いてみよう。
  12. お金がなくても、楽しむことができるようになろう。
  13. 嫌なことを、いつまでも引きずらないようにしよう。
  14. 謙虚な人は、好感が持てる。
  15. 疲れたときは、ため息より、深呼吸。
  16. お返しを期待しない。
  17. 前に進むだけでなく、時には後戻りしなければならないときがある。
  18. 挫折してもいい。
    後から再挑戦すればいい。
  19. 環境が変わっても、あなたは変わらない。
    しかし、あなたが変われば、環境も変わる。
  20. いつもと違った道には、新しい発見がある。
  21. いろいろなことを大事にしすぎると、何もできなくなる。
  22. ダメだと思うときほど、できたときの喜びは大きくなる。
  23. 1日に1つは、好きなことをしよう。
  24. いっときの挫折は、一生の力になる。
  25. 「いつか幸せになる」をやめて「今、幸せになる」を目指していこう。
  26. 「世間のルール」以上に「自分のルール」に厳しくなろう。
  27. ごみ箱は、あなたの心の中が映し出された仮の姿。
  28. 「運命」という流れに身を任せることで、最高の結果が得られる。
  29. かっこ悪くても、中身があれば、魅力的に見える。
  30. 挫折を味わったときは、こうつぶやこう。
    「ここから私の第2幕が始まる」

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