小学生のころは、好きな人に対して、ひどいことを言って侮辱します。
好きな人なのですから、本当は優しくするのが当たり前のところです。
しかし、小学生のころは、まだ照れがあったり相手から注目されたかったりという反動から、逆に相手をけなしてしまうのです。
あなたも小学生のころ、好きな人ほど侮辱することで気を向かせようとしたことはありませんか。
私も小学生のころは、好きな女の子ほど「ばか、あほ、間抜け」と悪口を言って、よく口喧嘩をしていました。
自分に振り向いてもらいたいという反動です。
本当は喧嘩をしたかったわけではなく、相手と接触する回数を少しでも増やし、自分に注目してもらいたかったのです。
自分でも恥ずかしい話ですが、好きな人ほどよく喧嘩をして揉めていたわけです。
これがまだ小学生の話ならわかりますが、大人になってからも相変わらず好きな人ほど冷たくしている人がいます。
素直に「きれいだね」と言えばいいものを「変な化粧して」と相手を怒らせることで気を向けさせ、下手な口説き方をしています。
照れがあっても、けなすことは子どものすることであって、大人のすることではありません。
大人ほど、素直にストレートに相手に気持ちを伝えることです。
変な表現を使って遠回しに伝えようとすると誤解されてしまい、誤解されたままそういう人間だと思われます。
好きになってもらうどころか本当に嫌われてしまうのです。