執筆者:水口貴博

人の才能を伸ばす30の褒め方

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褒め言葉が、勉強を楽しくさせる。

褒め言葉が、勉強を楽しくさせる。 | 人の才能を伸ばす30の褒め方

子どもの教育には、褒めることがよいことだとされています。

勉強ができないところを叱るより、できるところを褒めたほうが、勉強が好きになり、ほかの科目へもよい影響が波及します。

誰でも叱られると落ち込んだり、やる気をなくしたり、自信を失ったりします。

叱る側としては「もっときちんとしてもらうために叱る」と思い、大声で怒鳴ります。

しかし、叱られる本人にしてみればこれは逆効果になっているのです。

叱る側はこの逆作用にまったく気づいていない人が本当に多い。

ストレスを感じ、プレッシャーでぎゅうぎゅう詰めになった心は、精神的な余裕がありません。

「こんなつらい思いをする勉強はもう嫌だ。勉強なんて嫌いだ!」と思うようになり、どんどん勉強から遠ざかってしまうのです。

勉強はもっと自由に気楽に楽しくやるものです。

にもかかわらず強制させてしまうと、勉強が楽しくなくなり、そのうえ成績も下がってしまうのです。

本当に人に影響を与える言葉は、叱り言葉ではありません。

褒め言葉です。

褒めることで、励ましたり楽しさに気づかせたりして、勉強をもっと好きになってもらうことがポイントです。

点数が悪いときに、悪いところだけを見るのではなく、できたところを見るようにしましょう。

「できた!」という喜びが、できないところもできるように勉強しようという意欲につながるのです。

人の才能を伸ばす褒め方(11)
  • 褒めることで、勉強好きになってもらう。
陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。

人の才能を伸ばす30の褒め方

  1. 褒め言葉は、人間関係を活性化させる言葉だ。
  2. うまくいった瞬間に褒めること。
  3. 朝のニュースは、ネガティブな情報であふれている。
  4. 話題をコントロールすれば、感情もコントロールできる。
  5. おいしくない食事は「まずい」とは言わず「変わった味ですね」と褒めてしまう。
  6. 日常は褒めることであふれている。
    「当たり前のこと」も、褒める機会にしよう。
  7. 「言葉」も褒めることができる人は、感性が豊かな人。
  8. 褒める人を、好きになる。
  9. 褒め言葉は、完了形や進行形を使う。
    過去形は、できるだけ控える。
  10. 褒め言葉には、人生を変える力がある。
  11. 褒め言葉が、勉強を楽しくさせる。
  12. 陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。
  13. 「褒め言葉」と「おだて」の一番の違いは、気持ちに嘘があるかどうか。
  14. 「感謝される文章」より「感動できる文章」のほうが、心に残る。
  15. 叱るときには、2人のほうがいい。
    褒めるときには、みんなの前のほうがいい。
  16. 褒めてくれる人と付き合っていると、能力が伸びる。
  17. 不幸そうな人の言うことを聞いてはいけない。
    自分もそうなってしまうから。
  18. 「この人は違う!」と思われる人は、人とは違うところを褒めている。
  19. もう少し言葉を付け加え、具体的な表現にする。
  20. せっかくの褒め言葉を、ごみ箱へぽいと捨てないこと。
  21. 「言葉」ほど、素晴らしいコミュニケーションの道具はない。
  22. 1日1回は、誰かを褒めよう。
  23. 知らない人にも、褒め言葉で話しかければいい。
  24. 性格の良い人は、よいことを口にする。
    性格の悪い人は、悪いことを口にする。
  25. 心がこもっていないと、すぐ見抜かれる。
  26. 恋愛の下手な人ほど、相手をけなして振り向かせようとする。
  27. 「欠点」は、褒めてもいい。
  28. みんなと同じことをしない。
    みんながしない方法でアピールすること。
  29. 成長するということは、新しい「色」を取り入れるということ。
  30. あなたの努力は、あなたが一番よく知っている。

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