執筆者:水口貴博

人の才能を伸ばす30の褒め方

15

叱るときには、2人のほうがいい。褒めるときには、みんなの前のほうがいい。

叱るときには、2人のほうがいい。褒めるときには、みんなの前のほうがいい。 | 人の才能を伸ばす30の褒め方

叱るときにはみんなの前でしてはいけませんが、褒めるときにはみんなの前で話しましょう。

大勢の人がいるとそれだけ人目が多いため、叱られているときの恥ずかしさは何倍にも大きくなります。

本人の心にも傷がつき、叱られるという精神的ダメージに、恥ずかしいというダメージが加わり、気分が落ち込んでしまいます。

大勢の前では何でもいけないのかというと、そうではありません。

褒めるときに限っては、大勢の前のほうがいいことを知っておきましょう。

1人より10人の前、10人より100人の前で褒めてあげたほうが、人目が多いだけに嬉しさが大きく感じられます。

優秀なリーダーほど、部下を褒めるときにはみんなの前で褒めたたえます。

みんなの前である分、気分がよくなるからです。

ですが、叱るときには2人きりになってしなければいけません。

みんなの前で叱ると、その人のプライドが傷ついてしまい、ひどく落ち込ませてしまうからです。

人の心を大切にしながら指導するときは、2人になるときと大勢の前になるときのシチュエーションを使い分ける必要があります。

そのときの人目の多さを意識しておかないと、相手の気持ちがダメになってしまうのです。

人の才能を伸ばす褒め方(15)
  • 大勢の人の前で、褒めてあげる。
褒めてくれる人と付き合っていると、能力が伸びる。

人の才能を伸ばす30の褒め方

  1. 褒め言葉は、人間関係を活性化させる言葉だ。
  2. うまくいった瞬間に褒めること。
  3. 朝のニュースは、ネガティブな情報であふれている。
  4. 話題をコントロールすれば、感情もコントロールできる。
  5. おいしくない食事は「まずい」とは言わず「変わった味ですね」と褒めてしまう。
  6. 日常は褒めることであふれている。
    「当たり前のこと」も、褒める機会にしよう。
  7. 「言葉」も褒めることができる人は、感性が豊かな人。
  8. 褒める人を、好きになる。
  9. 褒め言葉は、完了形や進行形を使う。
    過去形は、できるだけ控える。
  10. 褒め言葉には、人生を変える力がある。
  11. 褒め言葉が、勉強を楽しくさせる。
  12. 陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。
  13. 「褒め言葉」と「おだて」の一番の違いは、気持ちに嘘があるかどうか。
  14. 「感謝される文章」より「感動できる文章」のほうが、心に残る。
  15. 叱るときには、2人のほうがいい。
    褒めるときには、みんなの前のほうがいい。
  16. 褒めてくれる人と付き合っていると、能力が伸びる。
  17. 不幸そうな人の言うことを聞いてはいけない。
    自分もそうなってしまうから。
  18. 「この人は違う!」と思われる人は、人とは違うところを褒めている。
  19. もう少し言葉を付け加え、具体的な表現にする。
  20. せっかくの褒め言葉を、ごみ箱へぽいと捨てないこと。
  21. 「言葉」ほど、素晴らしいコミュニケーションの道具はない。
  22. 1日1回は、誰かを褒めよう。
  23. 知らない人にも、褒め言葉で話しかければいい。
  24. 性格の良い人は、よいことを口にする。
    性格の悪い人は、悪いことを口にする。
  25. 心がこもっていないと、すぐ見抜かれる。
  26. 恋愛の下手な人ほど、相手をけなして振り向かせようとする。
  27. 「欠点」は、褒めてもいい。
  28. みんなと同じことをしない。
    みんながしない方法でアピールすること。
  29. 成長するということは、新しい「色」を取り入れるということ。
  30. あなたの努力は、あなたが一番よく知っている。

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