「毎日何もなくて、つまらない」
「同じ毎日の繰り返しで、退屈だ」
いつの間にか、こんな愚痴をこぼしていませんか。
何もなかった日というのは「その日1日が、大きな問題もなく過ごせた」という素晴らしいことです。
事故もなく、叱られることもなく、嫌なこともなく、無事に1日を過ごせた証拠です。
私の祖父は生前、毎日仏壇の前に座って「事故も災難もなく、みなが健康で長生きできますように」とお祈りしていました。
ありふれたお祈りごとかもしれませんが、まさに何もなく健康で長生きできるというのは、恵まれたことなのです。
退屈な毎日だとか、つまらない毎日だとか言って愚痴ってしまうのは、罰当たりなのです。
何もない毎日が嫌だというなら、交通事故にでもあって大けがをしたいとでも言うのでしょうか。
何もなかった1日というのは、事故もなく、平和に1日を送ることができた証拠なのです。
平凡な毎日にも、幸せがあります。
平凡な毎日とは、何も事故がなく、無事に今日という日を送ることができたという幸せなことなのです。
平凡な毎日こそ、幸せの塊なのです。