直感的に生きるとき、決断は必ず自分が下すようにしましょう。
自分の直感は、自分が感じるもの。
自分の直感を、代わりに他人が感じることはありません。
素直に「楽しそう」「面白そう」「挑戦してみたい」と思えば、行動しましょう。
いつも他人に頼ってばかりの人は、決めごとも誰か他人の力を借りようとします。
「どれがいいと思う?」
「どれが似合うと思う?」
「どうすればいいと思う?」
「私、どうすればいい?」
こうした言葉が口癖となっているわけです。
日常では普通にありふれた言葉です。
しかし、これらの言葉は、決断を他人に委ねることになり、知らず知らずの間に他人に流される生き方をしてしまっているのです。
そういえば、私の友人にもこれらの言葉をよく使っている人がいます。
「貴博君、どうすればいいと思う?」と私の意見を求めてきます。
たいてい私は「自分のことは自分で決めたほうがいい」と冷たく突き放します。
私は「自分のことは自分で決めるのが一番いい」と思っています。
自分が決めないと、責任も自分で取れません。
自分のことは自分で決めてもらいたいだけです。
優しさと厳しさは、表裏一体です。
自分の言葉遣いを振り返ってみましょう。
よく耳にする言葉であるゆえに、なかなか意識をしていませんが、これらの言葉はできるかぎり使わないほうがいいのです。
本屋に行けば「自分らしく生きる○○」といった本が並んでいますが「自分のことは自分で決める」に尽きます。
これ以上の自分らしく生きるコツは、ほかにはないのです。