直感はやる気と同じように、沸いて出たその瞬間に使い切るのが上手な使い方です。
生ものであり、ずっと同じ状態が続くとは限りません。
直感はぱっとひらめくといった瞬間的な出来事です。
後から時間を置いてもう一度考えたときには直感力は鈍ってしまい、しっかりした機能を果たしてくれなくなってしまうのです。
たとえば学生時代ならばテストが良い例です。
問題を読んだ瞬間に答えがぱっと思い浮かぶときがあります。
しかし、後から考えてみると「違う。ちょっとまてよ。やっぱり違うような気がする」と違う回答を選んで書いてしまいます。
しかし、結果はやはり最初に選んだ答えのほうが正しかったということは、何度も経験しました。
直感的というのはおおむね正しく、ぱっとひらめいてぱっと消えるものなのです。
後になるほど、直感力は鈍るものです。
ひらめいたその瞬間に行動に移してしまい信じきることが、一番直感に従った行動だと言えるのです。