説明が下手な人は、往々にして言葉だけを使って伝えようとします。
あれこれと言葉ばかりを並べ、十分に説明ができると思っています。
しかし、説明される側としては、初めて触れる知識ほどイメージが湧きません。
言葉だけを使って説明をされても、ぴんとこないのです。
「こんなに説明しているのに、まだわからないのか!」
このように、理解できない人が悪いかのように罵ります。
しかし、理解ができない原因は、実は教える人が下手だからです。
教える人が下手だから相手にうまく伝わらず、なかなか話が前に進まないのです。
一番の理想は実際に体験してもらうことです。
しかし、なかなかそうもいかないのが現実です。
事前にできるだけ具体的に説明できるほうが、聞く側にとっても親切なのです。
直感的な人は、言葉だけでは説明しません。
絵と言葉と想像を織り交ぜて説明をするのです。
絵を描きながら説明することで、具体的になります。
また質問する側も質問するポイントを描かれた絵を使って指摘できますから、より質問がしやすくなるのです。
絵を描いて目に見える形にし、言葉で補足し、絵で書けない部分は想像で補う。
これが、直感的でわかりやすい説明ということなのです。