チャンスは、どこにあるのでしょうか。
実は意外なところにあります。
チャンスは、トラブルの中にあるのです。
一見すると、トラブルとチャンスは無関係に思えますが誤解です。
トラブルに対する悪い先入観です。
たしかに表向きは、不幸や災難に見えるでしょう。
トラブルが起これば、トラブル対応です。
回復にお金や手間暇が必要だったり、謝罪や反省が必要だったりします。
ストレスやプレッシャーがあり、心の負担も大きい。
しかし、発想を転換すれば、チャンスを見つけることができます。
もっとじっくりトラブルの様子を見つめてください。
トラブルは、表や表面だけ見るのではなく、裏や奥を見つめると、上手に生かせます。
たとえば、想定外のトラブルが起こり、仕事が中断したとします。
仕事が行き詰まると予定が遅れます。
じわじわ予定が遅れるのはもどかしい。
プロジェクトが遅れると、お客さんにも迷惑がかかります。
「遅れを早く取り戻さなければ」と思いますが、遅れを取り戻そうと焦っていると、ますます体力と精神力を消耗します。
精神的なプレッシャーが強くなり、ストレスも倍増します。
ようやく再開できる状態になっても、今度は体力や精神力が不足しているのです。
では、どうするか。
発想を変えましょう。
うっかりつまずいて転んだら、ついでに休憩しましょう。
そうすれば、トラブルが休憩するチャンスに変わります。
行き詰まっているうちにしっかり休憩して、体力や精神力を回復させておきましょう。
トラブルが起こったことで、仕事を見直すチャンスにもなるでしょう。
謝罪が必要になれば、メンタルを鍛えるチャンスになるでしょう。
仲間と一緒にトラブル対応に取り組めば、絆を深めるチャンスにもなるでしょう。
生かし方は自由自在。
これが「トラブルをチャンスに変える」ということです。
どんなトラブルにも、その中には何らかのチャンスがあります。
チャンスがないように見えるなら、まだ見つけることができていないだけです。
トラブルが発生したら「この出来事をチャンスに変えることはできないか」と考えてみてください。
「そんなことはできない」と思っても、冷静になって考えると、意外なチャンスが得られるでしょう。
トラブルの生かし方は、あなた次第です。
発想次第では、1つのトラブルから、2つや3つのチャンスを生み出すことも可能です。
トラブルが起こったらチャンスです。
チャンスは、トラブルの中にあるのです。