身ぶりや手ぶりなど、体の動きによって考えや気持ちを伝える方法。
それは、ボディーランゲージです。
言葉ではなく動きですが、表現力を高める有効な手段。
ボディーランゲージは別名「非言語コミュニケーション」と呼ばれ、れっきとしたコミュニケーションの1つです。
上手に会話をするには、ぜひ取り入れたい手段です。
会話が下手な人は、ボディーランゲージがありません。
会話中、体を動かすことはありません。
手を動かすこともなければ、足を動かすこともない。
動いているのは顔だけ。
首から下は動きがなく、淡々とした話し方です。
一見すると行儀作法がよさそうに思えますが、上手な会話姿勢とは言えません。
言葉と表情だけの、シンプルなコミュニケーションになります。
身ぶり手ぶりなど、体を使った表現がないので、淡々とした会話になって味気ないのです。
会話が上手な人は、ボディーランゲージを交えて話します。
恐れている様子を伝えるときは、体を震わせてみせる。
巨大を表現するときは、両手を広げる。
たとえば、野球のバッターを表現するときは、バッターの構えた姿勢を見せながら話します。
身ぶり手ぶりを使ったボディーランゲージを交えると、会話の表現力が高まります。
会話に臨場感と躍動感が生まれ、考えや感情が正確に伝わりやすくなるのです。