会話が上手な人と下手な人は、会話の内容にも差があります。
どんな話をするかは、話の雰囲気や成り行きを決めるだけではありません。
ゆくゆくは人間関係にも影響するポイントです。
会話が下手な人は、愚痴・悪口・不平不満のオンパレードです。
話をすることと言えば、ネガティブなことばかり。
誰かの愚痴や悪口を言ったり、何かの不平不満を言ったりなどです。
攻撃的な話し方は、会話が盛り上がりやすく感じるかもしれませんが誤解です。
愚痴・悪口・不平不満ばかりでは、会話の雰囲気が悪くなります。
何かを攻撃することで優越感を得ようとする姿勢は、社会人として立派とは言えないでしょう。
仮に話が盛り上がったとしても、相手は心の奥で嫌な印象を受けます。
「人を攻撃するなんてひどい人」
「暗いネタばかりで明るい気持ちになれない」
「いつか自分も言われるのではないか」
発言している人の印象も悪くなり、人間関係にも悪影響が出るのです。
会話が上手な人は、感謝・尊敬・褒め言葉のオンパレードです。
相手の好意や親切には、素直にお礼を言います。
人の素晴らしい点を見つけることが習慣なので、尊敬している人の話もよく出ます。
もちろん相手に素晴らしいところがあれば、率直な褒め言葉でたたえます。
もし相手から他人を攻撃するような会話が始まれば、やんわり話をそらすか、その場から立ち去ります。
感謝・尊敬・褒め言葉は、気持ちのいい話題です。
会話の雰囲気が明るく軽やかになり、一緒にいる人も元気になるのです。