舞台観劇で注意したいのは、においです。
においは目に見えず、自分では気づきにくいため厄介です。
近くから何かのにおいが漂ってくれば、どう思うでしょうか。
苦手なにおいでも、5分や10分くらいなら我慢できるでしょう。
我慢できなくても、離れればいいだけです。
しかし、舞台を見るとなるとそうはいきません。
劇場は、座席と座席の間が狭くなっていて、観劇中は移動ができません。
しかも舞台は長時間です。
2時間以上も刺激の強いにおいを嗅がされれば、気分が悪くなる人もいるでしょう。
においは普段から注意が必要ですが、舞台を見に行くときは、いつも以上ににおい対策が必要なのです。
香水をつけるのはいいのですが、問題は香水の量です。
舞台を見に行くときは、周りへの配慮も考え、香水は控えめにしておくほうがいいでしょう。
香水は、ほのかに香るくらいがおしゃれです。
上品さが保てる程度を心がけましょう。
迷ったら、香水をつけないのが無難です。
汗をそのままにしておくと、アンモニアが発生して、不快なにおいに変わります。
汗をかいたなら、ハンカチか制汗シートで拭きましょう。
制汗シートは、香りのないタイプが適切です。
おなかがすくと集中できないと思い、開演前に食事をする人もいるでしょう。
食事はいいのですが、そのままでは口臭が漂います。
口臭には個人差があります。
特に口臭が強い人は、食後の歯磨きをしておくと、安心です。