舞台を見終わった後は、おしゃべりをしたくなるでしょう。
舞台の感動を誰かと共有したくなるのは、人間として普通の心理です。
もちろんポジティブなおしゃべりならいいのです。
「感動したね」
「迫力があってすごかったね」
「もう一度見たいね」
ポジティブな内容なら、感動の妨げにならないでしょう。
感動を共有すると、さらに大きな感動ができることでしょう。
気をつけたいのは、ネガティブな感想です。
「つまらなかったね」
「大したことがなかったね」
「完成度が低かったね」
思うまではいいのですが、実際に声に出して言うのはよくありません。
友人は、自分と違った意見を持っていることもあるでしょう。
自分はつまらないと感じても、友人は感動しているかもしれません。
また、周りに人がいることも配慮してください。
作品の悪口を言ったり、出演者の演技を批判したりなどすると、周りの人を不快にさせます。
ネガティブな感想を大声でしゃべっていると、周りの人を興ざめさせてしまいます。
せっかくの感動の余韻を、台無しにしてしまうのです。
ネガティブな内容は、言いたくても、品位を保つように慎むのが、大人です。
舞台の評価も、ほどほどが大切です。
どうしても言いたいことがあれば、アンケートを活用しましょう。
劇場には、アンケートボックスが準備されています。
伝えたい改善は、アンケートに書いて投稿するのが、紳士淑女のマナーです。
あなたの感想や意見は、重く受け止められ、今後の運営に生かされるでしょう。