舞台の観劇で一番大切なことは、まず楽しむことです。
何を楽しむのかというと、すべてです。
劇場の空間・デザイン・迫力。
舞台の照明・演出・雰囲気。
役者の言葉・動き・表情。
すべての集中を舞台に向け、舞台全体を思いきり楽しみましょう。
悲しい場面では、涙を流す。
面白おかしい場面では、笑う。
盛り上がった場面では、拍手をする。
素晴らしい場面では、しっかり感動する。
外界のことは忘れ、完全に舞台の世界に入り込むことが大切です。
役者たちにとって、観客が楽しんでもらうことが一番の喜びです。
舞台は、生の芸術作品です。
人が演じている舞台は、生のよさがあり、まったく同じになることはありません。
その場限りの出会いは「舞台との一期一会」と言ってもいいでしょう。
舞台を見に行くなら、一生の思い出を作るつもりで、思いきり楽しみましょう。
しっかり舞台に集中して楽しむことは、役者にとっても大きな喜びです。