1912年、当時世界で沈まないと言われた豪華客船タイタニック号は、小さなことをおろそかにしたために沈んでしまいました。
氷山です。
海面に浮き出た小さな氷の塊が、実は大きな氷山であったことに気づかなかったため、いとも簡単に沈みました。
大きな豪華客船だから、沈まないということはありません。
むしろ大きな船だったからこそ、小さなことをおろそかにしてしまい、結果、大きな失敗を招いてしまったのです。
何でも小さなことがきっかけで、大きな失敗を招いてしまうのです。
タイタニック号のように、大きな失敗を犯しては、もう遅いのです。
人の習慣も同じです。
毎日のささいなことでも、積もり積もれば大きくなります。
大きなトラブルは、ある日突然起こるわけではなく、小さくてささいなことをおろそかにしてしまったために起こるのです。
たとえば、交通事故など良い例です。
横断歩道を渡るときに、しっかり左右を確かめる。
車が突然空から降ってくるようなことはあり得ないことです。
この小さな習慣をしっかり持っていれば、身の危険を未然に防ぐことができるのです。
交通事故のような大きな事故も、小さなことをおろそかにしてしまったために起こるトラブルなのです。
大きな失敗を未然に防ぐためにも、小さなことでもおろそかにしない習慣を持つことが大切なのです。