実際、本を書きながら自分の考えが足りないことに気づきます。
わかっていると思っても、どこか足りないものです。
大切なことは、書きながら考えることです。
私は、書くのが遅いときと速いときがあります。
書くのが速いときは、自分の考えがしっかりまとまっていて、すんなり右脳と左脳同士の変換がうまくいっているときです。
書くのが遅いときは、自分が教えるにはまだ考えが足りないことに気づき、考えながら書いているときです。
速いときは10分くらいで1つのセッションが出来上がることに対して、遅いときなら1時間以上もかかります。
考えがまとまってから書くというより、書きながら考えているという状態です。
書いてみないと、考えられないのです。
書く行為と考える行為が、同時に起こっているのです。
書くから考えが浮かんで、整理でき、まとめていくことができるのです。