学問の最終的な目的は、人を幸せにすることです。
自分の学問で、自分と他人を幸せにすることです。
学ぶだけでは、人としての役割を果たしていません。
学ぶだけでは、単なる学生です。
学生と社会人の大きな違いは、社会貢献しているかどうかです。
社会貢献とは「自分が社会の幸せのために役立つこと」です。
学問は、まず自分が楽しむことが大切です。
学生時代には、自分の好きなことでしっかり楽しむことです。
自分が楽しめば、今度はお返しする時期がきます。
人生には2つの時期があります。
前半は「自分が学問を楽しむ時期」。
後半は「自分が楽しんだ学問をお返しする時期」です。
お返しとは、アウトプットです。
アウトプットは、すればするほど、楽しくなります。
私は今、本という媒体で自分をアウトプットしています。
私は今まで、親の援助に頼って学問を楽しませてもらったため、今度は親にお返ししたいと思っています。
もちろんお金で返すことも必要です。
しかし、単に、お金で返したのではいけません。
お金では、恩までは返せないからです。
恩は、お金では買えません。
親には、お金ではなく「精神的豊かさ」でお返しすることが大切です。
自分が今まで学問で楽しんだ幸せをお返しするのです。
親には、私が書いた本をプレゼントします。
これは私の精神的豊かさの塊です。
この本はお金で買えますが、お金では作れません。
この本が執筆されるまでには、私が生まれた年数分もかかったことになっています。
私が今までずっと学問を楽しんだ幸せを詰め込んだ宝物です。
精神的豊かさなのです。
誰か限定した人のためのパーソナルの作品というのは、実はみんなにも役立つものです。
パーソナルは、マスへと広がります。
これは親にだけの限定でなく、世の中に役立つものです。
社会に貢献できる作品です。
今まで私は学ぶだけだった学問が、ついに人の役に立つときがやってきたのです。
人の価値というのは、どれだけアウトプットしたかで決まります。
偉人の伝記で出てくる偉人たちに共通するのは、大きく社会貢献したというところです。
社会に対して、幸せをどれほどアウトプットしたかなのです。
これが、人の価値です。
生まれてきてしまったから、仕方なくただ生きるのではありません。
「人生とは、幸せのために歩む長く短い一人旅」です。
人間は、自分が幸せになり他人を幸せにするという幸せの生き物なのです。