学問をするときのコツは、謙虚です。
謙虚な人は伸びます。
謙虚な人は、人の話を聞くことができるからです。
わからないところがあったときは、素直に「わからない」と言えます。
「教えてください」と言えます。
成長が伸びる人は、こういう人なのです。
偉そうな人は腰が高い。
自分の肩書を振り回して、自分の考えが絶対だと思っている人です。
絶対の考えはこの世にはありません。
答えは無限にあり、答えは1つもないのです。
偉そうな人の話は、答えだけをどんと言って「どうだすごいだろ。よく知っているだろ。尊敬しろ」というオーラを放っています。
ちょっと試しに、その答えが出た理由を聞いてみると面白いでしょう。
出した答えに対して「なぜですか」と20回も30回も、繰り返すのです。
たいていは、言葉に詰まります。
「そんなの当たり前に決まっている。言わなくてもわかるだろ」と言い返して逃げることでしょう。
考えないか、あるいは考えることを途中で放棄します。
世の中、考える人が成功します。
なぜなのかをしっかり考え、間違ってもいいから自分で考えた答えを出せる人が、強いのです。
謙虚な人は、どんどん知識を吸収します。
いろいろな知識や価値観、知恵などをたくさん学びます。
謙虚だからこそ、底なしで吸収でき、あるとき気づくのです。
答えなんて無限にあり、答えなんて1つもないということに。