「にゃあ、にゃあ、にゃあ」
猫といえば、柔らかくてかわいい鳴き声がいいですね。
しかし、いつも鳴いていると「どうしたのかな。何かあったのかな」と思います。
猫の性格にもよりますが、過剰に鳴く猫がいます。
「にゃあ、にゃあ、にゃあ」
たまに鳴くくらいならいいですが、過剰に鳴いていると「おとなしくしてほしいな」と思うこともあるでしょう。
まず、猫が過剰に鳴く原因から考えてみましょう。
大きく分けて、次の2つが考えられます。
頻繁に猫が鳴くようなら、体調の悪さを飼い主に訴えている場合が考えられます。
まずは、猫の外見をチェックしてみましょう。
もしかしたら、やけどや擦り傷などがあるかもしれません。
目立った外傷がないとしても、体の内部に異変がある場合も考えられます。
おなかが痛いなど調子が悪いこともあるでしょう。
さすがにおなかを割るわけにはいきませんが、チェックの目安になることが1つあります。
猫のおしっこの色、糞の状態です。
色・におい・量などいつもと違う状態なら、体の中で何か異変があることが考えられます。
猫の健康に関わる問題ですから、こればかりは獣医師に診てもらうようにしましょう。
猫の体調に特に問題ないようなら、考えられる理由は1つしかありません。
かまってもらいたい。
言い換えれば「寂しいよ」でもあり「暇だから相手にしてほしい」というメッセージでもあります。
猫は犬と違い、完全室内飼いにしている飼い主も多いことでしょう。
そのため行動範囲が限られ、ストレスもためやすくなりがちです。
また、猫のおもちゃが少なくないでしょうか。
外出することが多い飼い主の場合、家の中に遊び道具もなければ、暇を感じないほうが不思議です。
「つまらない」「暇だよ」「寂しいよ」「かまってよ」と訴えています。
猫1匹でも暇がつぶせるようなおもちゃを買ってあげるといいでしょう。
これだけで過剰に鳴く猫が、ある程度、おとなしくなる場合が多いです。
また、飼い主も家にいるときには積極的に猫の遊び相手をしてあげましょう。
猫じゃらしなどを使って、10分くらいは猫の相手をしてあげましょう。
定期的なブラッシングでスキンシップを増やしていけば、過剰になく癖は自然と落ち着くことでしょう。