60代あたりから、生活リズムに大きな変化が現れます。
自然と、朝早くに目が覚めるようになるのです。
朝が弱い人でも、突然朝に強くなります。
寝るのが遅くても、まだ太陽が昇る前に目が覚めてしまうのです。
もはや目覚まし時計が、いらなくなります。
「病気なのかな」と思いますが、そうではありません。
年を取れば、誰にでも起こる現象です。
加齢に伴うホルモンバランスの変化によって、自然と朝早くに起きてしまうのです。
さて、自然と朝早くに目が覚めたとき、どうするかです。
もう一眠りするのもいいのですが、おそらくうまくいかないでしょう。
すっかり眠気が消え、寝ようとしても寝られないのです。
無理に寝ようとすれば、かえってストレスになります。
こういうときこそ、散歩に出かけましょう。
まだ外は薄暗いですが、のんびり散歩を楽しんでいるうちに、明るくなります。
太陽が昇り始める朝を楽しみながら散歩できれば、いい1日をスタートできるでしょう。
朝の澄み切った空気を吸いながら歩けば、気持ちも晴れやかになります。
もちろん健康にもいいですから、おすすめです。
目覚まし時計がいらない生活なんて、これまであったでしょうか。
年を取ったからこそ味わえる、楽しみ方なのです。