60代になれば、子どもへの教育方法が少し変わります。
くどくど口うるさく言うのは、もう終わりです。
子どもとはいえ、もう大人です。
大人があれこれ言っても、子どもは口うるさく感じるだけです。
では、どういう教育をするべきかというと、自分が楽しむのです。
自由にある時間を活用して、旅行、趣味、スポーツなど、好きなことを自由に楽しみます。
これだけです。
子どもの教育とまったく関係ないように思えますが、実は関係しています。
子どもは、こういう親の姿を、見習います。
「楽しそうだな」と、羨ましがらせることです。
羨ましく思えば、子どもも真似するようになります。
積極的な親から、積極性を学びます。
大胆に挑戦する親から、勇気を学びます。
楽しそうに生きる親から、人生の楽しさを学びます。
親が人生を楽しむことで、子どもへの手本になるのです。
親は、ただ60代を楽しめばいいのです。
「人生を楽しむには、行動すればいいんだね」というシンプルな人生哲学を、子どもは学びます。
人生を切り開くのは、行動です。
言ってわかることではありません。
行動で見せるのが、一番です。
実際に両親が手本を見せて、人生を楽しむのです。
自分が人生を精いっぱい楽しむことが、子どもへの最高の教育なのです。