子どもは、みんな元気です。
子どもは、元気の塊のようなものです。
笑顔を絶やさず、いつもはしゃぎ回っています。
あまりにも元気すぎて、少し分けてもらいたいくらいです。
ところが、大人になるにつれて、だんだん落ち込みやすくなります。
なぜでしょうか。
大人になるにつれて、過去や未来を考えるようになるからです。
子どもは、まだこれという過去がありません。
ですから、後悔をしません。
子どもは、将来、自分がどうなるのかも知りません。
ですから、不安に怯えることもありません。
子どもは、ただ今この瞬間だけに、集中しています。
食事のときには、しっかり味わいます。
面白い遊びには、時間を忘れて夢中になります。
ですからいつも元気なのです。
たしかに過去や未来を考えることは大切です。
しかし、考えすぎるのはよくありません。
過去も未来も存在しますが、あってないようなものです。
過去も未来も、頭の中だけにある世界です。
私たちにとってある現実は、今だけです。
今以外は、すべて妄想です。
今しかないのですから、今だけに集中すればいいのです。
落ち込まない性格になるのは、シンプルです。
今だけに集中することです。
子どもたちの様子から、大切な時間の使い方を学べます。
常に今を一生懸命に生きれば、子どものように、いつも元気になれるのです。