世界には現在、数多くの薬があります。
医療が発達して、さまざまな病を治す薬が登場しています。
一昔前、結核は重い病でした。
1930年代後半から40年代、日本で死因の1位であったほどです。
「死の病」と言われていたほどです。
そんな結核ですら、今は治療薬が登場して、薬で治せるようになりました。
医療の進歩とは素晴らしいものです。
しかし、現代の医療をもってしても、まだ不完全な分野があります。
心の傷です。
心の傷を癒す薬は未発達です。
現在の医学をもってしても、薬で完治させるのは難しいです。
ただし、1つ完治できる薬があるのです。
時間です。
時間は、どんな心の傷も癒す薬です。
友人からひどいことを言われて落ち込んでも、時間が経てば、癒してくれます。
受験に失敗した落ち込みがどんなにひどくても、時間が経てば、軽くなります。
失恋の悲しみがどんなに深くても、時間が経てば、立ち直れます。
貴重な薬を、私たちは無料で手にしています。
大切なことは「心の傷は恐れる必要はない」ということです。
時間は、いつでも、どこでも、誰にでもあります。
無料で手に入ります。
つまり、必ず癒されるのです。
心の傷を恐れるなんてナンセンスです。
どんなに心に傷がついても、必ず癒される保証があります。
時間が経てば、傷が癒えるのですから、恐れる必要はありません。
人生は心の傷を恐れず、勇気を持って生きるべきなのです。