執筆者:水口貴博

30代がしておきたい30のこと

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これからは「やらないこと」も大切になる。

これからは「やらないこと」も大切になる。 | 30代がしておきたい30のこと

20代までは、可能性を広げるために、がむしゃらに何でも経験が必要でした。

入社してまだ浅いため、社会経験と思い、何でも経験を積んでいました。

もちろん30代でも、さまざまな経験は必要ですが「何でもがむしゃらに」というわけにはいきません。

30代は、仕事に責任を持つ年齢です。

「あれもやりたい。これもやりたい」という気持ちはわかりますが、人生の時間は無限ではありません。

何でもやろうとすると、かえって仕事の質が中途半端になり、責任が果たせなくなるのです。

30代になると、年齢もある程度高くなっていますから、将来を見据えて専門性に絞るときです。

では、どうするのかというと、やらないことを決めるのです。

自分の得意に集中して、苦手なことはやりません。

結果として、仕事の専門性が高くなり、仕事の責任も果たしやすくなります。

たとえば、人と接するのが苦手なら「営業はやらない」と決めるのもいいでしょう。

やらないことをはっきり決めれば、会社も人事がしやすくなり、自分も得意なことに集中できます。

「自分は一生、これをやらないと決めている」

そう言えることがあるのも、素晴らしい人生です。

やらないことを決めることで時間ができ、自分の専門性を高めることができるのです。

30代がしておきたいこと(15)
  • やらないことを、決める。
部下への教育は、自分への教育でもある。

30代がしておきたい30のこと

  1. 30代は、自分の人生を振り返る、最初のタイミング。
  2. 当初の計画からずれていたときの、2つのパターン。
  3. 30代は、必ず一度は、焦りを経験する。
  4. 素晴らしい40代を想像しないと、素晴らしい40代はやってこない。
  5. 30代になると、ようやく親と対等に話ができるようになる。
  6. 30代は、親と対等に会話できる最初で最後の10年間。
  7. 親とのわだかまりは、30代のうちに解消する。
  8. 仕事が本当に楽しくなるのは、30代から。
  9. 20代の失敗体験から、教訓を作る。
  10. 自己投資の勢いを、緩めない。
  11. 30代から言い訳が、通用しなくなる。
  12. 素直に過ちを認め、謝り、改善する姿勢を持つ。
  13. 30代らしい風格は、責任から発生する。
  14. 自分を否定するのは、悪いことではない。
  15. これからは「やらないこと」も大切になる。
  16. 部下への教育は、自分への教育でもある。
  17. わかってほしいばかりでは、年を取った子どものまま。
  18. 自社の経営に関心を持つと、仕事のセンスが向上する。
  19. 重荷が増え始める30代。
    大切なことは、不要な荷物を下ろすこと。
  20. 仕事の可能性に行き詰まったときは、転職という道もある。
  21. 「もう年だから」と言うから、余計に老け込む。
  22. 30代に求められる、出会いに行く姿勢。
  23. 「35歳」というキーワードに、振り回されない。
  24. 30代の生活が、繰り返しになっていませんか。
  25. 週に1冊の本、1本の映画、1回の外食。
  26. 「今さら習い事なんて恥ずかしい」と思わない。
  27. 子どもと過ごす時間を逃した後悔をする親は、意外に多い。
  28. 健康診断で気をつけたいのは、基準値からわずかに外れている項目。
  29. あなたは今、国を動かす力を持っている。
  30. 結婚しないことで、得られる幸せもある。

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