味噌汁をすすっていくと、底に具がたくさんあって驚くことがあります。
味噌汁の具は、表面からはよくわかりません。
おいしい具ほど、底にたまっています。
大きな具であるほど重みがあるため、底にたまりやすいものです。
しかも思ったより大きな具がたっぷりあって、驚くのです。
人生も、味噌汁のようなものです。
表面だけを見て「何もない」と、素通りしていませんか。
その確認では不十分です。
不自然なほど表面に何もなければ、一度立ち止まって、きちんと底まで確かめましょう。
おいしい具ほど、表面からは見えず、底にたまっています。
表面からは何もないように見えるほど、大きな具が底にたっぷりたまっているかもしれません。
何もないと思えるところほど「何かあるのではないか」と考える習慣が大切です。
「表面に何もない」と思ったら、おいしい具を見つけるチャンスなのです。