人間は本来、怠け者です。
疲れを避けようとしがちです。
階段より、エスカレーターを選びます。
歩くより自転車を選び、自転車より車を選ぼうとします。
たしかに体力は、有限です。
疲れない方法があるに超したことはありません。
しかし、あらゆるところで疲れを避ければいいわけでもないのです。
本来、疲れるのは、いいことです。
疲れているのは、頭や体をしっかり動かした証拠です。
心身をよく動かすから、疲れることができます。
筋力が増強されたり、ストレスを発散できたりする効果もあります。
疲れは、否定するものではなく、肯定するものです。
夢に向かって、一生懸命に勉強をしたり仕事をしたりすれば、必ず疲れます。
疲れるような生き方でいいのです。
1日の終わりに、動けなくなるくらい疲れていれば、ベストです。
体力なり、知力なり、全力を発揮することができました。
今、疲れていますか。
体力が残っていれば、まだ行動できる可能性が残っています。
もっと頭や体を最大限に活用して、夢に向かって歩みましょう。
へとへとに疲れた状態でベッドに入れば、気持ちのいい睡眠が待っています。
一生懸命に生きるほど、気持ちいい毎日が送れるのです。