夢に向かって一生懸命になるとき、独特の罪悪感に悩むことがあります。
夢の実現には、選択と集中が必要です。
必要なことだけを選択して、徹底する必要があります。
その一方で、遊ぶ時間を犠牲にしたり、友人と出かける時間を犠牲にしたりします。
目的達成に必要な労力や時間を捻出するために、仕方ありません。
このとき、どことなく悪いことをしている気分になることがあります。
遊ぶ時間をないがしろにしたり、友人をほうっておいたりする自分が、悪い人であるかのように感じます。
夢に向かって一生懸命になっているにもかかわらず、罪悪感があるのです。
その気持ち、よくわかります。
それは起こるべくして起こることです。
「犠牲」というキーワードがよくありません。
犠牲といえば、かけがえのないものを、無慈悲に捨てているような印象があります。
もちろん意図的に捨てようとしているわけではありませんよね。
もし「犠牲」という文字が浮かんだら、別の言葉で言い換えましょう。
「集中」です。
「犠牲ではない。集中しているのだ」と考えます。
すると、胸でうずまいていた罪悪感が、すっと消えます。
考え方がポジティブになり、堂々と夢に向かえます。
響きがよくなり、考え方がポジティブになるのです。