いつか自慢できる思い出といえば、どのような状況を想像しますか。
おそらく、大事な場面を想像することが多いのではないでしょうか。
大事な試験本番、大事な試合本番などです。
もちろんそうした場面も思い出になり、後になって自慢できるでしょう。
未来を決める大事な場面は、いつまでも心に残るものです。
しかし、いつか自慢できる思い出は、今この瞬間にも作れます。
一生懸命になっているかどうかです。
一生懸命になっている時間は、いつでも自慢できます。
たとえば、試験前の勉強です。
試験に向かって勉強している時間でも、一生懸命なら、後から自慢できます。
夢に向かっている、大切な一瞬だからです。
スポーツの大会前にする練習も、同じです。
練習の光景は平凡でも、一生懸命になっていれば、夢に向かっている大切な一瞬です。
淡々とこなす練習の積み重ねによって、技術が着実に身につきます。
夢に向かう姿も、夢の一部です。
思い出に残るのは、本番だけではありません。
光景の問題ではなく、気持ちの問題です。
今、一生懸命になっているかどうかです。
一生懸命になっていれば、その時間すべてが、心に残る思い出になるのです。