友人の数を自慢する人は、まもなく友人が減っていきます。
たしかに友人は多いかもしれませんが、自慢をし始めると、だんだん減っていくのです。
友人の数を自慢するのは、友人を自分のステータスの1つと考えています。
「自分はこんなに人脈があります」
「自分はとても人気者なんです」
「自分はコミュニケーション能力があります」
自分を大きく見せるために、わざわざ友人を引き合いに出します。
自分の偉大さを、暗に伝えようとしているのです。
そういう姿勢は、友人にとって感じが悪いでしょう。
持ち物のような扱い方をされれば、誰でも腹が立ちます。
友人はがっかりして、離れていくでしょう。
親友まで仲を深めることができません。
友人の数を自慢する人に限って、親友はゼロなのです。
友人は、むやみにたくさんいればいいわけではありません。
自然と増えるのはいいのですが、躍起になって増やすのは愚かです。
友人は、たくさんいればいるほど、1人当たりの交流時間が少なくなります。
大切なのは、友人の数ではありません。
質です。
友人と、いかに仲を深めるかです。
友人の数を自慢するのはやめることです。
友人関係を崩す原因になります。
聞かれたときは答えてもいいのですが、自分から言いふらすのは避けるのが賢明です。