ときどきいらいらしている人を見かけます。
態度が悪かったり、言葉遣いが汚かったりです。
何があったかは知りませんが、何かにいらいらしている態度の人です。
いらいらしている人と接していると、自分までいらいらしていきます。
いらいらしている相手のせいで、不快感が伴い、自分の態度や言葉遣いまで悪くなりがちです。
しかし、ここが大切な場面です。
いらいらして言い返したりやり返したりすると、トラブルの始まりです。
いらいらしている人と出会うたびに気分を害して、面倒なトラブルが起こります。
では、どうするか。
いらいらした人がいれば、こう思いましょう。
「この人も大変なのだろう」と。
きっと日常で何か大変なことがあり、いっぱいいっぱいなのでしょう。
相手を気遣う配慮や思いやる余裕がなくなってしまっている状態です。
不条理な仕事を押し付けられ、四苦八苦しているのかもしれません。
プライベートでトラブルがあり、腹を立てていることもあるでしょう。
人間関係がうまくいかず、自暴自棄になっていることもあるでしょう。
人間ですから、神経質になってしまうことがあるのは仕方ありません。
嫌なことが立て続けにあると、小さなストレスも積み重なり、いらいらも最高潮になります。
あなたも仕事が大変なときは、神経がいら立って、自然と態度や言葉遣いが悪くなるはずです。
あなたがそうであるように、相手もそうです。
相手の状況を察することで、いらいらした態度をされても、冷静に受け止めやすくなります。
相手に釣られて、自分までいらいらしないことです。
「いらいらしたら負け」と思うくらいでちょうどいい。
相手と衝突するのではなく、大きな心の器で相手を包み込みましょう。
「この人も大変なのだろう」と思うことで、あなたの器が大きくなります。