執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。

運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。 | 脳を刺激する30の歩き方

40代や50代の人でも、健康面にまったく問題ない人がいます。

さぞ、運動を毎日欠かさずにしているのだろうと思うでしょう。

そういう人に「何か特別な運動でもされているんですか」と尋ねると、やはりスポーツを趣味としていることが多いようです。

「山登りという趣味」

「週末はテニスをしている」

「毎日欠かさずウォーキングをしている」

しかし、中には、意外な答えが返ってくることがあります。

「いいえ、特に何もしていません」と言う人がいます。

しかもそういう人は多い。

そういう人がまれにいます。

「そうか。運動しなくても病気にならない体なのか。羨ましいな」

そう思います。

しかし、違います。

そういう人は、何も運動をしていないわけではありません。

普段の生活でよく歩いているだけです。

仕事に集中していれば、自然と体を動かすことになります。

職種にもよりますが、調べ物をするために本屋に出向いたり、人と会うために営業に回ったりします。

椅子に座って集中する作業なら、気分転換で歩くことも多いはず。

家事や洗濯も本腰を入れていると、1日で結構歩くはずです。

歩いて買い物に出かけたり、庭掃除で体を動かしたりなど、普段の生活の中で自然と体を動かしたり、歩いたりする機会がある。

そういう人は、もはや歩いて運動することが当たり前すぎて、特別なことという認識はありません。

だから「運動は何もしていません」と答える。

これは素晴らしいことです。

日常の家事を一生懸命にこなすだけで、日常の中にうまく運動を取り込めます。

健康は維持できるのです。

脳を刺激する歩き方(17)
  • 歩いて運動することを、当たり前のことだと思うくらいに習慣化させる。
「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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