夫婦とはいえ、まったく喧嘩をしない夫婦は珍しいです。
生まれも育ちも性別も違う。
いくらお互いの仲がよくて結婚をしたとはいえ、結婚してからも、まったく喧嘩がないということはまれです。
一緒に暮らしていると、パートナーの気になる癖や生活習慣が見えてきます。
時には、喧嘩をすることもあるでしょう。
喧嘩は悪いことではありません。
むしろ、喧嘩はよくないと思い、むやみに喧嘩を避けようとするほうがよくありません。
夫婦なのに言いたいことをずっと言えないのは、本当の夫婦ではない。
会社での社交辞令と大差がなくなります。
ストレスがたまり、いずれ夫婦も崩壊です。
友人との喧嘩でもそうですが、喧嘩をしてこそ、本当の友情が育まれます。
言いたいことを言い合って、お互いが刺激し合える関係こそ、本当の人情です。
大切なことは、喧嘩を避けることではなく、きちんと仲直りをすることです。
仲直りさえできれば、喧嘩をしても、以前より深い仲へ発展させることができます。
一度、お互いの胸の内をさらけ出すことで、お互いのことを本当によく理解できるチャンスになるからです。
仲直りができるなら、夫婦喧嘩をしてもいい。
子どもへきちんとした教育も大切ですが、まず夫婦仲をきちんと深めていくことが、第一です。